長崎の被爆者らが8月9日の「原爆の日」にちなみ、毎月9日に長崎市の平和公園で核廃絶を訴える座り込み集会が、9日で通算500回目を迎えた。原子力船入港への抗議運動を機として1979年に始まり、高齢化や新型コロナウイルス禍を乗り越え、45年休まず継続。参加者はマイクを握り「核兵器と戦争のない世界」の実現を呼びかけた。
主催団体の一つ「長崎県平和運動センター」によると、この日は被爆者や若者ら約420人が参加。平和祈念像の前で横断幕やプラカードを掲げ、原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうした。
5歳で被爆した川野浩一さん(84)があいさつし「核廃絶までは絶対にやめない」と語った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。