群馬県みなかみ町立小学校の健康診断で、70代男性小児科医が、本人や保護者の合意を得ずに、児童の下半身を視診していたことが8日、町教育委員会への取材で分かった。町教委と学校側は、文部科学省の指針に沿っていなかったとして保護者に謝罪した。医師は「必要な診察だった」と説明しているという。

 健診は4日、2校の全児童約100人を対象に実施。医師が検診の際、児童の下着の中をのぞいた。泣き出した児童もいたという。保護者から町に十数件の苦情が寄せられた。

 学校と町教委は7日、保護者説明会を開き謝罪した。町教委は「ショックや不安を与えてしまい申し訳ない」とコメントした。

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