■タワマンから3歳児転落 一体何が
マンションの住人「ドンという音がして植え込みを見たら女の子が倒れていた」 16日、広島市の53階建てのタワーマンションで20階から30階にある部屋のベランダから3歳の女の子が転落し、死亡しました。 同じマンションの住民が撮影したベランダの映像。柵の高さは135センチです。女の子は、この高さを登って転落したのでしょうか? 次のページは ■柵の前には“踏み台” 手をかけた跡も
■柵の前には“踏み台” 手をかけた跡も
女の子の身長は103センチで、3歳の女の子が柵を乗り越えるには少し高いように見えますが…柵の前には踏み台のようなものが置かれていて、勝手口の窓が少し開いた状態で、柵の手すりには手をかけた跡があったそうです。
警察は女の子が部屋から踏み台を持ち出し、誤って転落したとみています。
専門家はこれからの時期、小さな子どもが誤って転落するケースが増える恐れがあると懸念しています。 NPO法人 Safe Kids Japan 大野美喜子理事「ここ数日、急に暑くなったこともあるが、春先になって気候が良くなってくると窓を開ける機会が増えるので、転落のリスクは上がるのではないかと」 5歳までの転落事故は、5月が1年で最も多く、この5年間で70人も救急搬送されています。 NPO法人 Safe Kids Japan 大野美喜子理事
「子どもが1人ベランダに出たり、窓を開けないように補助錠をつけることは、対策として保護者がしていただくといい」 一般的なベランダの手すりの高さを子どもが登れるか試した実験では、4歳児で7割近く登れることが分かりました。 NPO法人 Safe Kids Japan 大野美喜子理事
「何か物を置く場合には柵から60センチ以上、離して置く」
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