陸上自衛隊第15旅団(那覇市)のホームページに沖縄戦で旧日本軍を率いた牛島満司令官の辞世の句が掲載されていることに関し、沖縄県の有識者や民間団体関係者は7日、句の削除の申し入れ書を同旅団と防衛省沖縄防衛局に提出すると明らかにした。
県庁で同日、記者会見した沖縄国際大の石原昌家名誉教授は「日本本土防衛のために地元住民に犠牲を強いた日本軍と自衛隊が同じ意思を持つ表れだ」などと批判し、掲載理由の説明を求めるとした。
戦没者遺骨収集団体「ガマフヤー」(那覇市)代表の具志堅隆松さん(70)は「甚大な被害を受けた県民の気持ちを考えてほしい」と憤った。
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