昨年4月の宮崎市議選で政治団体代表「スーパークレイジー君」として初当選し、知人女性への不同意性交致傷罪に問われた元市議西本誠被告(37)は7日、懲役4年6月の実刑とした宮崎地裁の裁判員裁判判決を不服とし、福岡高裁宮崎支部に控訴した。7日が期限だった。
被告は起訴内容を認め、執行猶予を求めていた。5月24日の判決は、法定刑下限の懲役6年から酌量減軽する一方で「執行猶予に相当する軽い事案ではない」と実刑を選択した。
判決によると、昨年9月3日、宮崎市のホテルに連れ込んだ知人女性を押し倒し、馬乗りになるなどした上、性的暴行をしようとし、左手に約3週間のけがを負わせた。
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