懲戒免職の処分を受けたのは、埼玉県東部にある県立高校の35歳の教諭です。
埼玉県教育委員会によりますと、9年前の2015年3月までの2年間、当時勤務していた県立高校の女子生徒に対し自宅で複数回性行為をしていたということです。
先月、女性から教育委員会に対し「昨今、教員の不適切な事案がある中で、以前あったことがずっと心にあり、いろいろ考えた末に、時が経ってからになったが事実を伝えたい」などと訴える手紙が届いて明らかになったということです。
調査に対して教諭は「すべての人の信用を失う行為で深く反省している」と話しているということで、県教育委員会はこの教諭を6日付けで懲戒免職の処分にしました。
一方、ことし4月、教え子の女子生徒にキスをしたなどとして東部地区にある県立高校の24歳の教諭も懲戒免職の処分にしました。
埼玉県教育委員会は「教職員のわいせつを根絶すべき中でこうした事案が発生し、非常に重く受け止めている。不祥事防止の研修プログラムなどを実施していきたい」と話しています。
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