懲戒免職の処分を受けたのは、千葉県の北千葉道路建設事務所の白藤徹前所長(54)と道路整備課の松江洋輔副主幹(48)です。

2人は、県が発注した道路工事の入札に関する情報を、印西市の建設会社の当時の社長に漏らした見返りに現金を受け取ったなどとして収賄の罪に問われ、千葉地方裁判所は今月3日、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けて県は、2人を6日付けで懲戒免職の処分としたほか、監督責任があったとして、上司にあたる県土整備部長ら3人をいずれも戒告の処分としました。

千葉県総務部人事課の國松健朗副課長は「今後このような事案が起きないよう、第三者委員会で検証を行い、信頼回復に努めてまいります」としています。

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