4月16日午後6時ごろ、新見市内では大きな氷の粒が地面を叩きつけるように降ってきました。このひょうの影響で、民家の駐車場のカーポートには無数の穴が…。

気象台によりますと、中国地方では16日夕方から17日未明にかけて上空約5500メートルに氷点下18度以下の寒気が流れ込むなど大気の状態が非常に不安定となり、新見市ではひょうが降ったということです。

被害は農業施設でも。市内のナシ畑ではひょうが当たった衝撃で枝が折れたり、ナシの花ががくごと落ちたりしてしまっています。

(JA晴れの国岡山 阿新ぶどう部会 中山正己部会長)
「花の受粉が始まるころでその前にひょうにやられたどれだけ今後残るかわからない」

新見市によりますと、ほかにも複数の被害が確認されていて市役所では車の屋根がへこむなど56台の公用車に傷が付いたということです。市は被害の全容の確認を進めています。

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