棋聖戦の第1局は、千葉県木更津市のホテルで、6日午前9時から始まりました。
棋聖戦は五番勝負なので先に3勝した方がタイトルを獲得します。
藤井八冠にとっては今年度に入ってから名人戦、叡王戦に続いて3つ目のタイトル戦です。
棋聖戦は今回防衛すれば5連覇となり、自身初の永世称号となる「永世棋聖」を引退後に名乗る資格を得ます。
5日の前夜祭では「私にとっては未知の局面における判断力や対応力が問われるシリーズになると思っている」と話していました。
一方、挑戦者の山崎隆之八段は2009年以来、15年ぶりのタイトル挑戦で、初のタイトル獲得を目指します。
前夜祭では「藤井八冠に挑戦できるのは棋士として本当にうれしいこと。私が少しでも食いついてチャンスがあれば他の棋士の希望にもなるので、頑張って戦い抜きたい」と話していて気合十分です。
2人のこれまでの対戦成績は1勝1敗です。
初の永世称号を狙う藤井八冠か、初タイトル獲得を目指す山崎八段か。
棋聖戦は持ち時間がそれぞれ4時間で、勝敗は6日夕方以降に決まる見込みです。
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