トヨタ自動車など5社の認証不正問題で、国土交通省は4日、道路運送車両法に基づき、愛知県豊田市のトヨタ本社を立ち入り検査した。大量生産に必要な「型式指定」の認証申請を巡り不正があったと報告を受けていた。検査で関係者への聴取や資料の確認を進め、行政処分を検討する。  日本を代表する企業を国が立ち入り検査するのは異例。  国交省は検査と並行して、不正のあった車種が安全や環境に関する性能の基準(保安基準)を満たすかどうか試験する。基準への適合を確認するまで出荷停止を指示している他、不適合ならリコールの検討を指導する。


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