3日午前6時31分ごろ、石川県能登半島で震度5強を観測した地震の影響で、北陸新幹線「高崎ー越前たけふ」間では停電があり、上下線10本に最大28分の遅れが発生し、JR北陸本線の特急にも遅れが出ました。
 
そのほか県内を走る鉄道は、ダイヤの一部で遅れも出ましたが運行には問題はありませんでした。
 
一方、震度3を観測した、あわら市では、元日の能登半島地震で大きな被害を受けたこともあり、住民からは不安の声も聞かれました。

北潟湖周辺住民は「けさも正月も、イヌを散歩している時だった。きょうはちょっと揺れただけだったから散歩を続けた」「どうしても地盤がやわらかいから、きょうも朝びっくりした。やっぱり地震が来るかな、という気持ちは常にあるから怖い」などと話していました。
 
また、あわら温泉の旅館を取材すると、今回の地震の影響はありませんでした。グランディア芳泉の山口常務は「旅館としてもすごく心配はした。今のところ被害の報告も全くない状況でひと安心している。通常営業で、特にキャンセルも全くない状況」と胸をなで下ろしていました。

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