5月、無人月面探査機「嫦娥6号」を搭載し、打ち上げられる運搬ロケット「長征5号遥8」=中国海南省文昌(新華社=共同)

 【北京共同】月の裏側から世界で初めて試料(サンプル)の持ち帰りを目指す中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が2日、予定区域への着陸に成功した。新華社が伝えた。岩や土壌などのサンプルを採取する。「宇宙強国」を掲げる習近平指導部は計画を成功させ、米国やインドなどと競争が激化する宇宙開発をリードしたい考えだ。  嫦娥6号は5月3日に海南省文昌から打ち上げられ、同8日、月の周回軌道に入っていた。


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