特殊詐欺グループの出し子を統括していた指示役として、暴力団組員の男が逮捕された。

指定暴力団・住吉会系組員の金聖弥容疑者(25)は4月、仲間らとともに市役所職員を装い、東京・八王子市に住む70代の女性に嘘の電話をかけて現金約300万円をだまし取った疑いが持たれている。

警視庁によると、金容疑者は出し子と一緒にATMに行き現金を引き出すよう指示をしていて、出し子の統括役とみられている。金容疑者は「何のことかわからない」と容疑を否認しているという。

このグループによる被害は全国で20件以上、あわせて約2000万円に上るとみられ、警視庁は暴力団に資金が流れている可能性もあるとみて捜査している。

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