女性を死亡させたとして傷害致死の疑いで逮捕されたのは、兵庫県姫路市に住む長男の大居和義容疑者(69)とその息子で女性の孫にあたる会社員の大居亮太容疑者(36)です。
警察によりますと、2人は去年10月、和義容疑者の母親で同居する不二子さん(当時91)に顔を殴るなどの暴行を繰り返し加え死亡させた疑いが持たれています。
また、和義容疑者の妻の大居紀久代容疑者(63)も不二子さんの足首をタオルで縛るなどしたとして暴行の疑いで逮捕されました。
去年10月に和義容疑者から「母親が亡くなった」と消防に通報があり、不二子さんの体には複数の殴られたような痕があったことなどから警察が捜査を進めてきました。
調べに対し和義容疑者と亮太容疑者はいずれも「騒ぐので腹が立ち暴力をふるってしまったが、共謀はしていない」などと容疑を一部否認しているということです。
紀久代容疑者は容疑を認めているということです。
家族は不二子さんの90代の夫を含む5人暮らしで、ふだんはこの夫が不二子さんの身の回りの世話をしていたということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
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