テレビ東京によりますと、不適切な内容があったのは去年3月28日に放送した番組「激録・警察密着24時!!」で、5月28日、公式ホームページで公表しました。

番組では、人気アニメ「鬼滅の刃」の商品に関する不正競争防止法違反事件を取り上げ、「4人が逮捕された」と放送しましたが、このうち3人が不起訴になっていたことには言及しなかったということです。

また、番組に登場した会社がキャラクターを描いた商品を中国へ発注していたと放送しましたが、取材で事実確認をしておらず、放送後、会社から「そのような事実はない」と指摘を受けたということです。

さらに、警察署内での捜査員どうしの会話や会議の様子を、捜査の最中に行われたように放送しましたが、実際は事後に撮影したもので、誤解を招く構成だったとしています。

テレビ東京は「視聴者に誤解を与え、関係者の名誉を深く傷つけたことを心からおわびします。再発防止に努めます」と謝罪しています。

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