厚生労働省は30日、病院やクリニックなど全国約2千施設の出産費用(正常分娩)を同省のホームページ(HP)で公開した。正常分娩は現在、公的医療保険が適用されておらず、医療機関が価格を自由に設定できる。費用の「見える化」を進め、妊婦が施設を選びやすくする狙い。HPの愛称は公募で「出産なび」に決まった。

 HPでは(1)出産を希望する市区町村などの地域(2)病院や診療所、助産所など施設の種類(3)無痛分娩や立ち会い出産、産後ケアなどのサービスの有無―といった条件を選んで検索できる。各施設の平均的な費用や外来の受付時間、アクセスなどを紹介している。

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