東海国立大学機構などは29日、東海地方にある国立大学の連携枠組み「東海地域・国立大学連携プラットフォーム（Cフロント）」の学長懇談会を名古屋市内で開き、新たに信州大学が加入すると決めた。名称も「東海・信州 国立大学連携プラットフォーム（C2フロンツ）」に変更する。
Cフロントは東海4県にある全8国立大学が教育や研究で連携する枠組みとして1月に発足した。東海機構が運営する名古屋大と岐阜大のほか愛知教育大など8大学が入る。長野県の信州大が今回加わり、5県・9国立大の枠組みとなる。豊田工業高等専門学校（愛知県豊田市）など6つの高専もオブザーバーとして加入した。
東海機構の松尾清一機構長は29日の会合後、記者団に「強力なメンバーが加わりパワーが増した。国の大学政策にも影響を与えられるのではないか」と意義を強調した。
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