以前交際していた20代女性にSNSで「会いたい」とメッセージを送るなど、ストーカー行為を繰り返した疑いで逮捕された、医師の河村岳晴容疑者(63)。

「イット!」は、河村容疑者が院長を務めるクリニック周辺を独自取材した。

そこで「モクゲキ!」されたのは、女性患者がセクハラと感じるような言動の数々。
さらに、ストーカーをしていた女性への入れあげぶりだった。

16日午前、警察はストーカー事件の捜査の一環で、河村容疑者が院長を務めるクリニックの敷地に入った。

建物の1階に河村容疑者のクリニックが入っているが、建物自体も河村容疑者が所有しているもの。
エントランスにはり紙があり、「体調不良により休診」と書かれているようだった。

河村容疑者は一体どんな人物だったのか、周辺の住民に話を聞いた。

通院していた人「言葉も穏やかで、優しく、丁寧に説明される(先生)」、「結構親身にはなってくださってたような感じ」

医師として、患者に対して親切だという声の一方で、二面性を感じさせる声も。

通院していた人「ちょっと変わっています。患者さんには優しいんですけど、スタッフには厳しいです。受付にいるところなんかでも、怒鳴っているのが聞こえる。それで何人か当初のスタッフがやめちゃって」

周囲によると、カッとなりやすい性格だったという河村容疑者。
3年前にはある事件を起こしていた。

当時の状況を知る人は「いきなり部屋に入ってきて、殴ったりけったりしました。しまいには玄関先に消化器をまいていました」と話し、激高すると手がつけられないことがあったという河村容疑者。

そして、女性患者に異常な対応をしたことも。

通院していた人「チョコレートくれたりするんですけど、手を出すとチョコレートをここに乗せるんじゃなくて、(手を)握るんですよね。(Q. セクハラと感じた?)ちょっとありますね。終わってありがとうございますって(クリニックを)出るときに、後ろを向くと背中ぽんぽんって(触られる)」

女性患者に対する不必要なボディータッチ。
患者の少女に対しても...。

通院していた人「久しぶりに来た中学生くらいの女の子に『○○ちゃん久しぶり~』って抱きついていました」

河村容疑者を知る人「男の人と女の人で態度を変えてる。わたしも『かわいいね』とか、ほかのスタッフも『きれいだね』とか言われて、女好きなんだと思います」

さまざまな女性に対し、異常な言動を見せていた河村容疑者。
この一方で、のちにストーカーの被害者となる20代の女性との交際については、「入れ込んでいた」という証言も。

元交際相手の20代の女性に対して「会いたい」、「話をしたい」、「やり直したい」などと、繰り返しメッセージを送っていたという。

2人の交際について目撃していた人物は、「イット!」の取材に「先生(河村容疑者)は以前にも複数の女性をお付き合いをしていました。今回の女性とは数年前から真剣に交際していて、婚約指輪の用意もしていたようです」と話した。

警察から警告を受けたあとも、ストーカー行為を続けていたという河村容疑者。
警察の調べに対し、黙秘しているという。

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