台風からの暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になっており、西日本を中心に非常に激しい雨が降っている。

岐阜・下呂市から、東海テレビ・鈴木翔太キャスターが中継でお伝えする。

時間がたつとともに、雨は勢いを増し、また時折、強い風も吹いてくる。

一級河川・飛騨川につながる支流は、普段は穏やかな川で足首ほどの高さしかない川だが、28日はかなりその姿が一変している。濁流となって茶色く濁り、勢いもかなり急になっていた。

取材班は愛知・名古屋を出発し下呂に到着したが、下呂に到着する手前でかなり強い雨が降っており、視界が悪くなるほどのゴーッという雨もあった。

下呂温泉街は、平日でも多くの方が行き交う観光地になっているが、観光客の姿はまばらになっている。

観光客に聞くと、「きょうは一日、こちらで遊ぶつもりでしたが、公共交通機関が乱れるのが怖いので、きょうは早めに帰ります」と話していた。

また、28日午後15時49分現在、下呂市では大雨警報、土砂災害の危険度が警戒レベル3となっている。

今後、さらに強い雨が降る見込みで、細心の警戒が必要だ。

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