高級ブランドのルイ・ヴィトンなどのロゴに似せたネイルシールを所持したとして、警視庁は27日、愛知県の会社員女性(31)を商標法違反容疑で書類送検し、発表した。女性は「全て偽物とわかっていた。生活費の足しにするため、販売していた」と容疑を認めているという。

 志村署によると、送検容疑は2023年9月7日、自宅でルイ・ヴィトンやグッチのロゴに似せたネイルシールなど2301点を販売目的で所持したというもの。

 女性は「22年10月ごろに自分で購入してSNSに投稿したところ、好評だったので売れるのではないかと思った」と供述。ネイルシールは中国の販売サイトから購入し、SNSなどでシール数十点を400円で販売していた。22年11月~23年9月に約200人と取引し、「80万円ほど稼いだ」と話しているという。(藤田大道)

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