鳥取砂丘の景観を守ろうと、砂丘に生い茂る雑草を取り除くため毎年行われているボランティアが24日、今シーズンの除草を始めた。期間は9月1日までで、県は3500人の参加を目標に引き続き募集している。  除草効果を高めるため、活動は毎年雑草の種子が飛散する前に実施。「夕方除草」と「早朝除草」の二つがあり、夕方除草は6月末までの毎週金曜日。早朝除草は夏休み期間が重なり人が参加しやすい7月から始まる。  砂丘周囲に砂の飛散を防ぐ砂防林を植林しているが、砂防林の影響で砂が動かなくなり、入り込んだ雑草の種子が定着。ピーク時には砂丘の約42%まで雑草が広がった。県によると、範囲は約20%まで縮小した。


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