富士河口湖町にあるコンビニ周辺では、店舗の上に富士山が乗ったような写真が撮影できることから大勢の外国人観光客などが訪れ、撮影のために交通量の多い道路を横断したり、私有地に無断で入ったりする行為があとを絶たないことから、町は富士山を見えなくする黒い幕を設置しました。

24日、渡辺英之町長が会見を開き、幕の設置について「観光客と車の相互の安全と平穏な住民生活を確保するため、苦渋の決断で工事を行った」と述べました。

そのうえで幕の設置後に現場を視察し、観光客が減っていたことから状況が改善しつつあるという認識を示しました。

一方、幕が設置された場所から西に1キロほど離れたコンビニの周辺でも多くの観光客が訪れ、富士山を撮影する様子が確認されていることから、町は状況を見ながら対応していくことにしています。

幕の設置から3日 コンビニ周辺は

幕の設置から3日がたった24日、コンビニの周辺には午前中から外国人観光客らが訪れ、幕の脇やコンビニの駐車場付近で写真を撮影していました。

また、コンビニの近くにある踏切の周辺にも観光客が集まっていて、踏切越しに富士山を撮影していました。

別のコンビニ周辺でも多くの観光客 私有地で撮影する姿も

また、幕が設置された場所から西に1キロほど離れたコンビニの周辺でも、連日、多くの外国人観光客などが大型バスなどで訪れ、歩道や車道からコンビニ越しの富士山を撮影していました。

中には、観光客が私有地に車を止めたり撮影したりする姿も見られました。

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