2020年2月、逗子市でマンションの敷地にある斜面の土砂が崩落し、登校中だった当時18歳の女子高校生が巻き込まれて死亡しました。
この事故を巡り、遺族側は「防災工事を行うなど適切な措置を取らなかったことが原因」などとして、県に合わせて150万円の損害賠償を求める裁判を起こしていました。
横浜地裁は24日の判決で、「基礎調査では異常が見つかっておらず、県が崩落を予見できたはずとは言えない」などとして、遺族側の請求を退けました。
遺族は判決について「基本的に控訴する意志はありません。事件を風化させないための活動をしていきたい」とコメントしています。
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