集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法に違反し、平和的生存権や人格権を侵害されて精神的苦痛を受けたとして、岡山県の住民ら191人が1人10万円の損害賠償を国に求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁岡山支部(柴田厚司裁判長)は24日、請求を退けた一審岡山地裁判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。
弁護士らでつくる「安保法制違憲訴訟の会」によると、全国の約7700人が22の地裁・支部へ起こした集団訴訟の一つで、20件目の控訴審判決。地裁判決を含めて全て住民側が敗訴している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。