気象庁は24日、気象白書「気象業務はいま2024」を発表した。巻頭では、今年1月1日に発生した能登半島地震の対応をまとめた。世界と日本の平均気温が統計開始以降で最も高くなったのをデータで振り返る特集も掲載した。  能登半島地震では、石川県輪島市と珠洲市の津波観測点が使えなくなり、気象庁は臨時の観測装置を設置。さらに当面は津波を起こす地震が発生する可能性があるため、新潟県上越市と佐渡市にも観測装置を置き、3月から運用を始めた。白書ではこうした発生からの経過をまとめた。  高温を巡る特集では、昨夏の日本の猛暑と地球温暖化の関係について分析を掲載した。


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