リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜県瑞浪市で、水位が低下したため池。底はひび割れていた=15日
岐阜県の古田肇知事は21日の記者会見で、同県瑞浪市のリニア中央新幹線工事現場付近の井戸などの水位低下を巡り、JR東海から県への報告が遅れたことについて「速やかな情報共有が不可欠だ。遺憾に思っている」と述べた。同社は2月20日に観測用井戸で低下を確認したが、県への報告は5月1日だった。 会見で古田氏は、沿線自治体との連携を図るための会議を近く開催すると明らかにした。「一連の工事の中で起こりうる問題として情報共有し、対策を見つめていく」と語った。
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