地域の自治会と防災連携協定を結んでいる、福井市の建築資材メーカー「フクビ化学工業」が20日、従業員と地域住民による合同の防災訓練を行いました。
震度6強の地震発生を想定して行われた訓練には、フクビ化学の従業員と麻生津地区自治会連合会の役員27人の合わせて約400人が参加し、避難場所や手順を確認しました。
また、消防隊員の指導のもと、特別な車両で震度7の地震を体験したり、風向きを考えた消火の方法を学んだりました。フクビ化学は地域貢献の一貫として、地区の自治会と5年前から防災連携協定を結んでいて、「地域のみなさんとともに防災意識を高めて訓練を愚直に重ねていきたい」としています。
フクビ化学は協定に基づき、災害時には地域住民に避難場所や備蓄品、トイレを提供したり、作業用の重機でがれきの撤去も手伝うことになっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。