4月15日、札幌市は観測史上最も早い夏日となり、春を通り越して初夏の陽気となりました。
札幌市円山動物園の動物たちも、この陽気を満喫しています。
「間もなく花見シーズンを迎える円山公園。桜を見てみるとつぼみがたくさんついて先がピンクがかっているものもありますが、開花までもう少しかかりそうです」(江上太悟郎キャスター)
4月15日の札幌市の最高気温は26.1℃。円山公園の桜も順調に色付き始めていました。
北海道神宮へと続く道では、早くも屋台の準備が。
「4月20日ごろからジンギスカンができます。ここでは火気が使用できるので、鉄板を小上がりに置いて客が自ら焼いて食べるスタイルです。お客さんも楽しみにしているし、それに応えられるように万端の準備でお待ちしています」(北海道街商協同組合 高橋輸さん)
初夏の陽気に誘われ、平日にもかかわらず札幌市円山動物園には大勢の人が訪れました。
動物たちもこの陽気を楽しんでいるようです。
ロシアのモスクワ動物園生まれで、東京の多摩動物公園から3月にやって来たオスのユキヒョウ「フブキ」です。
「かっこよかった」(来園者)
そして、大勢の人がカメラを向けたその先には。
「2023年8月に生まれたタオです。母親の近くをずっと歩きながら、体つきがしっかりしてきた感じです。そして、頭の上のパヤパヤの毛がかわいいです」(江上キャスター)
初めての春を迎えるアジアゾウのタオです。行動にも変化があるようです。
「けっこう単独で行動することが多くなった。いつも、母親についてまわっていたのに」(来園者)
期待の新しい施設も。
「この春にオープンするのが、オランウータンの生息する森を再現した新施設です」(江上キャスター)
屋内なのに降り注ぐ雨。スプリンクラーでスコールを降らせ、オランウータンの生息地である東南アジアの熱帯雨林を再現しているんです。
新しい施設「オランウータンとボルネオの森」は、5月下旬オープン予定です。
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