ロバート・ヒース・デナードさん(DRAMを発明した米技術者)米紙ニューヨーク・タイムズによると4月23日、細菌感染症のため死去、91歳。スマートフォンやパソコンに欠かせないメモリー半導体の一種DRAMを発明した。  32年、テキサス州生まれ。米カーネギー工科大(現カーネギーメロン大)で電気工学の博士号を取得後、58年、IBM入社。60年代後半にデータの記憶に使うDRAMを発明した。小さなシリコンチップを使用することで低コスト化と高速化を実現し、データ容量向上の道を開いた。  13年、科学や文明の発展に貢献した人をたたえる京都賞を受賞した。 (ニューヨーク・共同)


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