関東近隣で強盗が相次ぎ、窃盗未遂容疑などで男2人が逮捕された事件で、4県それぞれの現場に似た足跡が残されていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。栃木、群馬、長野各県内の防犯カメラに映っていた押収車両と類似した車が、強盗事件のあった福島県南会津町の防犯カメラに映っていたことも判明した。

4県警の合同捜査班は、同一人物が車で移動しながら強盗を繰り返していたとみて調べる。

捜査関係者によると、栃木県日光市で4月30日未明に起きた強盗事件では、奪われたキャッシュカードを使って複数回にわたり強盗発生から5時間以内に現金計数十万円が引き出されていた。捜査班はこのカードで現金を引き出そうとしたとして、自称内装工、ホアン・フー・ホア容疑者(25)を窃盗未遂容疑で逮捕している。〔共同〕

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