16日夜、大和町の町道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、自衛官の男が逮捕されました。県内で自衛官が飲酒運転の容疑で逮捕されるのは、2日連続となります。
酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されたのは、大和町杜の丘に住む50歳の自衛官の男です。
警察によりますと、自衛官の男はきのう午後6時半ごろ、自宅近くの町道で酒を飲んで乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察が不審な走行をする車を見つけ呼び止めたところ、運転していた男から酒のにおいがしたため呼気検査を行うと、基準値を超えるアルコール量が検出されました。調べに対して、男は「呼び止められた後に酒を飲んだ」と話し容疑を認めていないということです。
陸上自衛隊によりますと、男は大和駐屯地に所属し、警察は男の階級を1等陸曹としています。
県内では今月15日にも富谷市で酒を飲んだ状態で車を運転し追突事故を起こしたとして、大和駐屯地に所属する49歳の自衛官の男が逮捕されています。
大和駐屯地は、2日続けて所属する自衛官が飲酒運転容疑で逮捕されたことについて、「飲酒運転防止に関わる対策を実施していたところ再発を防止できず、このような事案を起こしてしまったことを深く受け止めております。地域の皆さまの信頼を裏切り、度重なるご迷惑をおかけしたことは大変申し訳ございません。引き続き、服務指導と隊員の心情把握を徹底し、飲酒運転根絶を図ります」とコメントしています。
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