トラックが渋滞の列に突っ込んだり、故障で車の外に出ていた人がはねられるなど、このところ高速道路での事故が相次いでいます。

 今週、首都高速で相次いで起こった事故。

 14日午前、首都高速5号線美女木ジャンクション付近でトラックが渋滞中の車6台を巻き込む形で追突。乗用車などが炎上し、3人が死亡しました。警察は追突したトラックを運転していた28歳の男を逮捕しましたが、現場となった美女木ジャンクションは外環道と交差するため渋滞が多い場所として知られていました。

現場近くで働く人
「外環に行く人が渋滞しちゃう。それで追突事故は結構(起きる)。下りは特に長く列ができちゃって、そこで追突しちゃうのは多いみたい」

 午後5時半ごろには横浜に向かう湾岸線でトラックが乗用車2台に相次いで衝突。乗用車を運転していた28歳の男性が死亡、別の乗用車の20代の男女が重傷を負いました。

 警察によると、事故の前、20代の男女が乗る車がパンクのため追い越し車線に止まっていて、亡くなった男性が救援のため自分の車を止めて車外に出ていたということです。

 首都高の事故は先週にも。11日、湾岸線多摩川トンネルでタクシーが縁石にぶつかって横転。運転手と乗客の2人が死亡。この事故は運転手の急病の可能性も視野に捜査されています。

 さらに、東北道でもトラックとワゴン車の追突事故。先月には山陽道でトラックなど10台以上が絡む事故が発生、死者が。

 事故には様々な要因があり、高速道路には様々な危険が。もし、あわやの場面に直面してしまったら。もし事故に遭ってしまったら…。

Xへの投稿
「車から降りて救助するのはプロに任せるべき?」「最近、事故が多くて。自動的に車間距離を空けるシステムが欲しい」

 そんな声があるなか、どうすれば高速道路での事故をなくすことができるのか。

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