広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が16日、共同通信の取材に応じ、7月7日投開票の東京都知事選に立候補する意向を明らかにした。X(旧ツイッター)でも出馬の考えを示し「東京を変え、日本を変えてみたい」と投稿した。広島市内で17日に記者会見し、正式に表明するという。

石丸伸二氏(共同)

 石丸氏は10日の会見で、任期満了に伴う7月の市長選に出馬しない意向を明らかにし、都知事選への立候補を問われると「前向きに検討する」と語っていた。小中学校の給食費無償化など「市長としてやらないといけないことはかなりできた」とも話していた。  石丸氏は安芸高田市生まれ。京都大卒業後、銀行勤務を経て、2020年の市長選で初当選した。「無印良品」を市内の道の駅に出店する計画や予算を巡り市議会と対立する一方、交流サイト(SNS)を駆使するなど高い発信力で注目されている。(共同) 

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