ZOZOTOWNの創業者で実業社の前澤友作さん(48)が、Meta社とFacebook Japan社二に対して、1円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁におこしたと、15日午後自身のXで表明した。

前澤氏はインスタグラムやフェイスブックなどの「なりすまし広告」に自分の写真などが悪用されていることについて対応を求めてきた。

Meta社は4月17日に「なりすまし広告」の対策について、「プラットフォームの安全を
守るため、2016年以降、チームと技術に200億ドル以上を投資し、これには詐欺対策も含まれる」「利用者を詐欺から守るための多面的な対策を講じている」「対策の進展には、産業界そして専門家や関連機関との連携による、社会全体でのアプローチが重要だ」との声明を発表していた。

これに対し前澤氏はSNSに「まずは謝罪の一言は?社会全体のせい?」と投稿し不満をあらわにしていた。

前澤氏は15日、Xに「損害賠償請求はあえて1円にしました。彼らの行為が違法なのか合法なのかまずははっきりさせたいと思います。また、彼らが努力している(してないとしか思えないけど)という詐欺広告対策についての具体的な内容提示、並びに責任者に対する法廷での証人尋問を求めます。違法となれば、詐欺被害者の損害賠償請求もやりやすくなりますし、なにより詐欺被害抑止の大きな一歩になるものと思います。頑張ります」と投稿した。

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