シャツを手にした谷内和希さん(右から2人目)との記念撮影に応じる井村雅代さん(同3人目)と乾友紀子さん(右)=12日、石川県輪島市町野小で
◆サイン入りシャツ「子どもたちを元気に」
井村さんは1995年の阪神大震災で自分たちの練習拠点であるプールが被災し、中国代表チームを指導していた2008年には四川大地震を経験した。「自然の力には勝てないが、人間はそこで絶対につぶれない。人間には立ち上がろうとするしつこさがある」と強調した。 パリ五輪代表に選ばれた木島萌香選手(24)=石川県白山市出身=と能登半島地震発生直後、交わしたやりとりなども紹介した。 乾さんはこれまでの競技人生を振り返り、指導者として「少しでも世界での経験を伝えていきたい」と語った。ジャンケン大会もあり、最後まで勝ち残った人には2人のサインが入ったシャツが贈られた。 東陽中学校教諭の谷内和希さん(22)はシャツを手にし「学校に飾りたい。子どもたちが少しでも元気になってくれたらうれしい」と笑顔だった。(郷司駿成) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。