11日、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」で、バックスタンド側の屋根の下にワイヤーでつり下げられていた長さ15メートル、重さ70キロのステンレス製の棒がワイヤーとともにおよそ40メートルの高さから観客席に落下しました。
落下したバックスタンド側の席には観客を入れておらず、けが人はいませんでした。
スタジアムを所有する広島市や指定管理者のサンフレッチェ広島などが12日現場を調査しましたが、棒をつり下げていた4本のワイヤーのうち1本が切れていたことが広島市への取材でわかりました。
広島市などは棒が落下した原因を詳しく調べていて、わかりしだい公表するということです。
広島市とサンフレッチェは12日と13日の2日間で観客席の上の屋根に設置されている照明などを点検し安全を確認したということで、15日行われるJリーグの試合は同じ場所に旗を掲げないなどの対応を取って開催することにしています。
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