宮城県内の小中学校などで4月25日の給食に出された牛乳を飲んだ多数の児童生徒らが体調不良を訴えた問題で、仙台市は13日、検体検査で異常が確認されなかったとして、市立小中学校など135校への給食牛乳の提供を17日から再開すると発表した。市内では574人が体調不良を訴えていた。
市によると、牛乳の出荷元は停止前と同じ東北森永乳業仙台工場(同市宮城野区)。これまでの市保健所の調査では、食中毒の原因菌などは検出されなかった。同工場では出荷前検査のサンプル数を増やす。
市教育委員会は、各校で風味の確認に当たることを決めた。児童生徒や保護者が不安を感じる場合は牛乳を提供しない。
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