気象庁は11日、地磁気観測所(茨城県)で地磁気の大きな乱れを観測したと発表した。8日ごろから発生している太陽表面の大規模な爆発現象「太陽フレア」によるものとみられる。
太陽フレアを観測した情報通信研究機構(NICT)は、人工衛星との通信に障害が起きたり、全地球測位システム(GPS)の誤差が大きくなったりする可能性があるとして、注意を呼びかけている。
気象庁によると、地磁気の乱れは11日午前2時5分に始まった。地磁気の乱れの大きさは、茨城県内の観測地点では1924年以降で9番目の大きさに相当するという。
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