５月１０日も山陰地方は青空が広がりましたが、空気の乾燥している状態が続いてます。出雲市で住宅火災が発生するなど火の取り扱いにご注意ください。
さらに１１日は３０℃前後まで気温が上がる予想で、熱中症への対策も必要です。

煙が立ち込める中で続いた消火活動。
１０日あさ、出雲市佐田町で起きた住宅火災です。

１０日午前８時半ごろ、近所の人が、パチパチという音を聞き、外に出たところこの家から炎と煙が上がっているのを見つけ消防に通報しました。

火は、通報からおよそ３時間半後の正午過ぎにようやく消し止められました。

この火事で、石橋重夫さん８２歳の木造２階建ての住宅と棟続きの車庫が全焼しました。
石橋さんは妻と２人暮らしで、出火当時はともに外出していてケガなどはありませんでした。

出火当時も含めて出雲市など島根県東部と鳥取県中・西部に乾燥注意報が発表されていて、１１日にかけて火の取り扱いに注意が必要です。

また合わせて注意したいのが、季節前倒しの暑さです。

田中祐一朗記者：
「午後１時過ぎの松江市内です。日差しが非常に厳しい中、気温は２５℃を差し夏日になっています」

１０日の最高気温は、松江と米子で２５．７℃、鳥取２７．６℃と夏日を記録。
所によっては７月上旬並みの暑さになりました。

観光客：
「朝は涼しかったのに今は暑い」
「暑いけど風があるので過ごしやすい」

半そで姿や薄着の人が目立ちましたが、１１日はさらに気温が上昇する見込みです。
晴れる上、暖かい空気が流れ込んでくるためで、予想最高気温は、松江と米子が沖縄の那覇よりも高い３０℃で、全国でも上位の暑さになる見込みです。

山陰全般に７月上旬から中旬並みの気温となり、熱中症への対策が必要です。
では１０日間予報をご覧ください。

１１日は最高気温が松江と米子で３０℃と予想されていて、先週５日以来の真夏日になりそうです。
１２日から週明け月曜日は天気が崩れ、少し落ち着きますが、来週後半はまた夏日が予想され気温がジェットコースターのように上下しそうです。
服装などで調節してください。

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