今月5日の午前7時ごろ鉾田市の52歳の農家の男性から「メロンが盗まれた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、この農家ではおよそ30棟のハウスでメロンが育てられていますが、このうち、3棟で収穫間近のメロンがもぎとられていました。
被害はおよそ600玉に上り額にして60万円分に相当するということです。
農家の男性が前日、4日の午後5時30分ごろにハウスを確認した際には異常がなかったということです。
これまでの調べによりますと、ハウスに鍵はかかっておらず警察は、夜間から朝にかけて何者かが侵入してメロンを盗んだとみて捜査しています。
鉾田市はおととしの国の統計で、メロンの産出額が市町村別で全国1位の産地で、4月から今シーズンの出荷が始まったばかりでした。
茨城県内では農作物の盗まれる被害が例年発生していて警察は、防犯カメラや人の侵入をセンサーが感知すると点灯するライトの設置など、防犯対策を強化するよう呼びかけています。
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