第9回全日本男声合唱フェスティバル(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)が13日、長野県松本市のキッセイ文化ホールで始まった。この日は全国から集まった約600人の参加者が三つに分かれて合唱指揮者の指導を受けた。

 フェスティバルはコロナ禍を挟み、6年ぶりの開催となる。2020年の長野市での開催が中止され、改めて長野県合唱連盟が名乗りを上げた。講師は合唱指揮者の伊東恵司さん、広瀬康夫さん、山脇卓也さんが務めた。

 三つの教室では、それぞれの講師がユーモアも交えて指導。参加者は楽譜にメモを取るなどしながら声を合わせ、分厚い男声合唱が練習会場に響いた。地元・松本市から広瀬教室に参加した「男声アンサンブルだいだら」の石野将平さん(26)は「楽しいです。みなさんテンポよくバリバリ歌っています」と話した。(松村康史)

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